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料理家 大庭英子さんの冷凍技で食卓が豊かに! 便利な「冷凍 薄焼き卵」

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料理家 大庭英子さんの冷凍技で食卓が豊かに! 便利な「冷凍 薄焼き卵」

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夏は無性に食べたくなる「冷やし中華」。でも正直、錦糸卵を作るのは手間だな、と感じることも。そんなときこそ冷凍術を使うと、とても手軽に食べられます。『ラクラク冷凍レシピ』著者の大庭英子さんに、一度に調理して冷凍する「半調理冷凍」をうかがいました。

作るのが面倒なものは、一度に多めに作って冷凍!

冷やし中華を食べたくなって、「ちょっと錦糸卵が欲しい」というときがあるでしょう? でも、卵を溶いて、フライパンを温めて、1枚ずつ薄く焼いて……という作業は(かなり)めんどう。

だから私はおすしを作るときなどに、薄焼き卵を一度にたくさん作っておくんです。卵4個分ぐらいまとめて焼いて、その時に使わない分は冷凍しておく。

くるくるっと丸めてラップに包めば、冷凍庫の中で場所をとりません。室温にちょっとおいて半解凍の状態で切れば、すぐに食べられます。冷やし中華はもちろん、ビビン麵やあえ物にもサッと使えるので、冷凍の薄焼き卵を常備すると食卓が豊かになります。

私はめんどうな仕事はまとめてやって、多めに作って冷凍しておくんです。冷凍は使いようです。


薄焼き卵の冷凍

■材料

卵……4個

塩……少々

サラダ油……少々

■作り方

1ボウルに卵を割り入れて、卵白を切るように溶きほぐし、塩を加えて混ぜる。万能こし器でこして5~10分おき、泡を落ち着かせる。

2直径26cmのフライパンを熱して、ペーパータオルにサラダ油を吸収させて薄く塗る。フライパンを傾けながら、1の卵液の1/4量(約50ml)を薄く全体に流し、中火で30秒ほど焼く。

3フライパンを火からおろして、薄焼き卵の下に菜箸を回しながら入れ、薄焼き卵を持ち上げて、裏返すようにしてフライパンにもどし入れる。中火で5秒ほど焼き、盆ざるなどにあける。残りも同様に焼く。

4薄焼き卵が完全に冷めたら、2~3枚ずつ重ねて巻き込み、ラップに包む。さらにファスナー付きのフリーザーバッグに入れて空気を抜き、バットにのせて冷凍庫で凍らせる。

■使い方

室温に10分ほどおいてラップをはがし、好みの幅に切る。

直径26cmほどの大きなフライパンで焼けば、大きな薄焼き卵ができる。小さなフライパンで何枚も焼くよりラク。

冷めたら2~3枚ずつ重ねて、くるくる丸め、ラップで包む。筒状にしておけば、冷凍庫の中で欠けたりする心配もない。

さっぱりとした中華風のあえ物には薄焼き卵を太めに切って「薄焼き卵と春雨のあえ物」

■材料(2人分)

冷凍薄焼き卵……2枚(室温に10分ほどおいて半解凍)

春雨……30g

きゅうり……1本

 塩……小さじ1/2

A

|酢……大さじ4

|水……大さじ1

|砂糖……大さじ1

|塩……小さじ1/4

|ごま油……大さじ1/2

■作り方

1.冷凍椅子焼き卵は半解凍して広げ、4等分に切ってから1cm幅に切る。

2.春雨は熱湯に入れて2分ほどゆで、ざるに上げて冷まし、食べやすく切る。

3.きゅうりは1cm厚さの斜め切りにし、さらに薄切りにする。ボウルに入れて塩をふり、10分ほどおいてしんなりしたら水で洗い、水けをふく。

4.ボウルにAを合わせて、春雨、きゅうり、薄焼き卵を加えてあえる。

ラクラク冷凍レシピ

著者 大庭 英子

ラクラク冷凍レシピ

著者 大庭 英子

使えるものだけ!おいしいものだけ!

冷凍保存した食材で作る料理はおいしくないというイメージだったり、時短のつもりで、かえって冷凍や解凍に手間がかかったり、本末転倒になることも多いようです。

本書にはおいしくない冷凍保存レシピはありません。むしろ冷凍することによってよりおいしくなる料理もあります。

また、自らを「ズボラ」という著者ならではの、ラクする冷凍のみ提案します。

ひとつは、めんどうなことや細かいことをしてから冷凍しない、「冷凍方法がラク」なもの。たとえば「トマトはごろっとそのまま冷凍庫に」「小松菜は刻まず、軽く水洗いしたらそのままフリーザーバックで冷凍」など。

もうひとつは、ちょっとめんどうなものはまとめて作って冷凍する「調理がラクになる冷凍保存ワザ」。「麺類などに添えたい錦糸卵はちょっとめんどうで省略しがちだけれど、まとめて作って冷凍しておけばすぐ使えてラクちん」といったもの。

安いと思ってまとめ買いしてしたものや、どうも使い切れない乾物類などは、まとめて冷凍保存しておけば、無駄なくおいしく使い切ることができます。栗など季節ものの冷凍なら、長く季節を楽しめます。

便利なだけでなく、料理をおいしく、生活をちょっと豊かにする冷凍保存の提案です。

profile

大庭 英子

大庭 英子

料理研究家。身近な材料と普段使いの調味料で作る、簡単でおいしく、アイデアあふれた料理に定評がある。和・洋・中華・エスニックのジャンルを超えた幅広いレパートリーは、どれも自然体のおいしさで、たくさん食べても飽きない味わい。雑誌・新聞・広告と活躍の場も広く、あらゆる年齢層から支持を得ている。著書に『おいしい豆料理手帖』(家の光協会)、『毎日の「バーミキュラ」レシピ』(講談社)など多数。

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