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汚文字部長の一週間トレーニング「本当に美文字になれるの?」

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汚文字部長の一週間トレーニング「本当に美文字になれるの?」

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美文字研究家・青山浩之先生の新刊発売を記念した特別企画、美文字チャレンジ。
第1回目で、雑な字が丁寧な字に生まれ変わる「ピタ・カク・ピト」の法則や、手指をスムーズに動かすための「鳩ストレッチ」を習った佐野部長。さて、1週間後の成果はいかに?

担:この1週間「ピタ・カク・ピト」の法則や鳩ストレッチをやっていただきましたが、いかがでしたでしょうか? 何か変わりましたか?

佐:はい。今までは、何も考えずに字を書いていましたが、「ピタ」っと止める、「カク」っと角を折る、「ピト」っと線と線をくっつけることを意識して書いたら、かなり字が変わりました。

部下:隣の席から、「ピタ」「カク」「ピト」というつぶやき声が聞こえてきて恐かったです。

佐:だって、声に出さないと忘れちゃうんだもん。

自慢げに宿題をみせる佐野さん。

佐:それから、鳩ストレッチも毎日やりましたよ。ほら、見て!(高速で鳩ストレッチをする佐野さん)

担:確かに、前回よりも動きが滑らかですね!

佐:もう、昔の俺には戻れないって感じ。あんな汚い字、もう書こうと思っても書けないよ。

担:……いやいや、まだ1回しかレッスンしていませんから。佐野さんにはまだ覚えていただきたいルールがあります。

字のバランスが整う「すき間均等法」

担:第2回目の今日は、青山メソッドでも一番の肝となる「すき間均等法」というルールをご説明していきます。

担:まず、このNGの方の「和」という字を見てください。こちらは佐野さんの目から見ても下手だ、というのはおわかりですよね?

佐:そのくらいはわかります。

担:これは、線と線の間にできる“すき間”がポイントになってくるのですが、この「和」は、隣り合うすき間がバラバラなので、バランスが悪い字に見えてしまうのです。一方、OKの方の「和」という字は、すき間が同じ大きさにそろっているので、美しく見えるんです。

実は佐野さんの字は、このすき間のバランスが結構いいんですよ。ただ、もっと意識するとさらに美しくなるので、まずは「業」の字で練習してみてくだい。

佐:「業務」とか「事業」とかって頻繁に書くから、「業」が上手に書けるようになるといいよね。

大人っぽい字になる「メリハリ筆圧の法則」

担:さて、次に佐野さんの字を大人っぽい字に変える方法をお伝えいたします。それは「メリハリ筆圧」です。

担:このNGの方の「永」の字を見てください。線がのっぺりしていて、幼い印象を与えますね。
一方、このOKの方の字はいかがでしょう? 線にメリハリがあって、大人っぽい字ですよね。佐野さんの字は、正直に言いまして、NGの方の「のっぺり文字」タイプです。

筆圧が一定なので線に抑揚がなく、のっぺりして見える。

佐:OKの方は、たしかに抑揚があって美しいですね。こんな風に書けたらカッコイイけど、無理でしょ。書道、習ってなかったし。

担:いえいえ、弱音を吐かず頑張ってください。この『大人の美文字が書ける本』のDVDでは、青山先生が筆圧メーターというものを開発し、力の入れ具合をわかりやすく解説していますので、これを見ながらやってみてください。

佐:へー! この筆圧メーター、面白いね。どこで力を入れたらいいか、わかりやすい!(DVDをみながら練習する佐野さん)

これならできそう! あ、ちょっと抑揚が出て、大人っぽく書けた! リズムやメリハリをつけて書くと、字が上手い人になったみたいで気分がいいね。

担:やっていくうちに、本当に字が上手い人になりますから、頑張ってください。では、「誠」の字をメリハリ筆圧を意識して書いてみましょう。右側の「成」の払いの部分は、最初にしっかり押さえたら、徐々に筆圧を弱め、最後はゆっくり払います。また、反りの部分は、始筆はしっかり押さえ、右下に向かって強→弱→強と少し曲げながら引き、いったんグッと止めたから上に向かってはねます。

払いや反りの線に表情が出て、雰囲気のある美文字に!

佐:おお、すごくかっこいい字になった!

担:では、今週の宿題は、「すき間均等法」で線と線のすき間を意識すること。それから、このDVDで「メリハリ筆圧」をマスターしてくださいね。

佐:はい。頑張ります。

練習後、疲れ果てた佐野さん。

練習後、疲れ果てた佐野さん。

DVD付き 大人の美文字が書かける本

著者 青山浩之

DVD付き 大人の美文字が書かける本

著者 青山浩之

「大人の美文字」をテーマに、ペンの持ち方、リズムと筆圧、美文字ルールなどの著者のメソッドを余すところなく掲載。さらに美文字だけでなく美しい手紙や書面を書くうえでのレイアウトのポイントや、文例集、大人のマナーまで網羅した贅沢な一冊。著者自らわかりやすく解説する美文字レッスンが収録されたDVDは110分とたっぷりの映像で、楽しみながら、視て読んで必ず身に付く「大人の美文字」練習帳の決定版。

profile

青山 浩之(あおやま ひろゆき)

青山 浩之(あおやま ひろゆき)

横浜国立大学教育学部教授。美文字研究家。書家。全国大学書写書道教育学会常任理事。1968年生まれ。書写・書道教育の指導論及び授業の研究、文部科学省検定教科書の手本執筆や編集、またテレビ番組の講師など多方面で活躍。『さらばクセ字! 初めての美文字レッスン』(NHK出版)、『女子力が上がる 美文字練習帳』(日経BP社)、『DVDですぐ上達! 10日で「美文字」が書ける本』(講談社)など著書多数。

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