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ツイッターで大人気、上馬キリスト教会ツイッター部が教える、3分でわかる旧約聖書

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ツイッターで大人気、上馬キリスト教会ツイッター部が教える、3分でわかる旧約聖書

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2019年もクリスマスまであと1週間あまり。今年のパーティは? プレゼントは? と気分も盛り上がっているかもしれませんが、ちょっと待って! イエス・キリストの誕生を祝う日だけど、イエス様のこと、知っていますか? ローマ教皇の来日でも注目されたキリスト教と聖書のこと、ツイッターのゆるいつぶやきが大人気の、上馬キリスト教会ツイッター部に解説してもらいました。

「聖書」といっても、大きく分けて「旧約聖書」と「新約聖書」があります。聖書とはざっくり言うと、「神様と人間との約束の書」、つまり「契約書」です。旧約聖書にはイエス様が生まれる前の、神様と人間との契約について書かれています。今回は、その旧約聖書のストーリー、つまりイエス様の生まれる前までを年表形式でお教えします。

超大昔 神様が天地を造った

 最初に光を造り、空を造り、海と陸を造り、その後で太陽と月を造りました。これがどれくらい昔だったかというのは諸説ありますが、最も極端な説では「6000年前くらいだ!」という人もいます。まあ、よくわからないので「超大昔」でよいと思います。

超大昔 アダムとイブが禁断の実を食べた

天地を全部造り終わった神様が、最後に造ったのが人間、即ちアダムとイブです。イブはアダムのあばら骨から造られたのでアダムのほうあ少しだけ年上です。エデンの園で彼らがどれくらいの時間を過ごしたのか聖書には書いてありません。割とすぐに禁断の実を食べちゃって追い出されたのか、何十年も過ごしたあとで食べちゃったのか、わかりません。ただ、楽園から追放された後、130歳の時にふたりの子であるセツが生まれたと書いてあるので、130年より短かったのは確かです。

大昔 ノアの方舟~バベルの塔

 映画にもなって有名な「ノアの方舟」のエピソードですが、聖書にはどのくらいの時期に起きたのかは書いてありません。しかし現在「ノアの方舟の残骸」らしきものが発見されており、それを解析すると、いちばん古いとされる説では紀元前5000年くらい、いちばん新しいとする説では西暦800年くらい、と諸説あります。「諸説」とはいえ幅広すぎだろ……。そもそも西暦800年じゃ、イエス様より後じゃん……つーか、平安京も流されちゃうじゃん……まあ、これもよくわからないので「大昔」としておきましょう。

 人々が「神様になんか負けねーぞ!」と高い塔を建てて神様を怒らせた事件。それまでみんな同じ言葉を喋っていたのにこれによって、みんなバラバラの言葉を喋るようになってしまいました。外国語の勉強で僕たちが苦労するのはこの事件のせいです。これも聖書には年代が書いてありませんが、ノアの方舟より後に書いてあるので、それよりは後の出来事だと思います。考古学的には、この「バベルの塔」について記された碑文で最も古いものは紀元前600年前後のものだそうで、少なくともそれよりは古いことがわかります。

B.C.1812年 アブラハム誕生

 この人なしにはキリスト教もユダヤ教もありません。「すべては彼から始まった」と言っても過言ではないくらい、とにかくすごいエラい人です。この人が生まれたのが紀元前1812年とされています。ようやく具体的な年代が出てきましたね。

B.C.1310年頃 モーセが海を割った

 映画「十戒」でおなじみの、「モーセの海割り」ですが、これはイスラエル人がエジプトから脱出する時の話で、エジプトの記録を紐解きますと、だいたい紀元前1310年頃とわかるんだそうです。

B.C.1000年 ダビデ王即位

 聖書の中で最も偉大な王と言われるダビデ王が、羊飼いから立身出世して王座に就いたのがちょうど紀元前1000年。まだ30歳だったそうです。それから約40年、王として国を治めました。

B.C.587年 バビロン捕囚

 聖書の中で最も不幸な出来事として描かれるのがこの「バビロン捕囚」です。イスラエル人たちが新バビロニアという国に破れ、「約束の地」であったはずのエルサレムを追い出され、バビロンに強制移住させられた事件です。この移住生活の間にイスラエル人は自分たちのアイデンティティを強くし、ユダヤ教が確固としたものになったと言われています。紀元前537年にペルシャのキュロス2世が新バビロニアを滅ぼして、この捕囚は終わりました。

 歴史としては、この後いよいよイエス様が登場する新約聖書の時代に突入します。本当におおまかな事件だけなぞっていますので、怪力サムソンや落ち穂拾いのルツ、スーパー頭のいいソロモン王など、様々な面白人物が登場するのですが、とてもこんなスペースでは書き切れません。ぜひ僕たちの書いた『上馬キリスト教会ツイッター部の聖書教室』を読んでみてください!

イラスト/伊藤ハムスター
撮影/牧田健太郎

profile

MARO/LEON

MARO/LEON

MARO(マロ)●上馬キリスト教会ツイッター部の「まじめ担当」。1979年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科倫理学専攻卒。専門は宗教倫理学。バークリー音楽大学 CWP卒(Professional Diploma)。現在は宗教法人専門の行政書士としてキリスト教会をはじめ、お寺や神社の法務サポートをしつつ、異宗教間コミュニケーションについての研究や実践も行っている。

LEON(レオン)●教会twitterアカウントの「ふざけ担当」。早稲田大学スポーツ科学研究科修士課程修了。
スポーツ業界を中心とした翻訳・通訳者、某外資系企業のメディア業務、コンサルティング業務を経験。

上馬キリスト教会ツイッター部の世界一ゆるい聖書教室

著者 MARO/LEON

上馬キリスト教会ツイッター部の世界一ゆるい聖書教室

著者 MARO/LEON

大好評上馬キリスト教会のシリーズ第2弾。さらにゆる~く。さらに面白く。今度もざっくり参ります! でも意外とタメになる聖書読本。どこから読んでも面白い!

この本では、聖書の人物に焦点をあてました。
聖書のストーリーは巨大な織物のようなもので、神様という不動の縦糸あって、そこに横糸の人間が織りあわされることで、色彩豊かな世界が成立しているんです。
そして、神様にとって人間ほど愛おしい存在って他にないんです。

●聖書いろいろナンバーワン
「ナイスガイ」ナンバーワン→エサウ
「ズルい人」ナンバーワン→ヤコブ
「ヒーロー」ナンバーワン→ヨセフ(旧約)
「マッチョな人」ナンバーワン→サムソン
「頭のいい人」ナンバーワン→ソロモン
「美人」ナンバーワン→エステル
「かわいそうな人」ナンバーワン→ヨブ etc.

●ゆる~く書いた聖書年表
●ゆる~く書いた聖書の人物系譜
●イエス様の行動ハイライト
●名画に描かれた聖書
●預言者列伝
●ある日の聖人日記
●聖書の意外な真実
●聖書と法律

この『世界一ゆるい聖書教室』を読む前に、『世界一ゆるい聖書入門』を読んでおいたほうがいいの? という疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれません。
どちらからも読んでも構いません。
よく「聖書は金太郎飴のように、どこを切ってもイエス様が出てくる」と言われますが、この『世界一ゆるい聖書』しりーずも同じく金太郎飴のように「どこを切っても楽しい聖書エピソード」が出てくると思っていただければよろしいかと思います。

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