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冬は特に注意! 血管が弱っている人にありがちなこと

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冬は特に注意! 血管が弱っている人にありがちなこと

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私たちの健康の鍵を握る「血管」。「血管年齢」を測定しなくても、血管が弱っている人にはいくつかのサインがあるようです。これからの季節特に注意したいサインとは? 『血管を鍛えるとすべてよくなる! 血圧も、血糖値も、内臓脂肪も!』の著者、加藤雅俊先生にうかがいました。

体の冷えは血管の弱っているサイン

最近はよく「血管年齢」といった言葉が聞かれますが、これは専門的な機械を持つ病院や薬局などに行かないと測定することができません。
でも、自分の血管が丈夫であるか、ある程度簡単に見極めることができます。その一つが「冷え」です。
体が冷えているのは、血管が弱って血液がうまく運ばれていないということです。もちろん、血液をまったく送れていないというわけではありません。でも心臓から送り出された血液を100としたら、50とか、悪くすると10ぐらいしか届いていないという可能性もあります。そのため体の内部、お腹のあたりはきちんと38℃の体温があったとしても、部位によっては30℃とか31℃しかなかったりする。このような大きな体温差が出てしまうのは、それだけ血管の老化が進んで血液がきちんと送られていない、という証でもあるのです。
冷えには運動不足による筋肉量の低下など、さまざまな原因が考えられますが、これまでなかった「冷え」を感じるようになったら、血管の老化を懸念すべきかもしれません。

ミミズみたいな血管、実は死んでいる!?

外見からも血管が弱っていると見極められる症状があります。
太ももの裏側やふくらはぎを見たときに、ムニュムニュとミミズみたいに這っている血管に気づいたことはありませんか? これは「静脈瘤」が引き起こしているのですが、実はこうした血管がたくさん出ている人は、かなり血管年齢が高くなっている、と言えるでしょう。
私たちは筋肉を動かすことで血管を圧迫しながら、血液を運んでいます(これをミルキングといいます)。しかし地球には重力がありますから、心臓から脚へと運ばれていった血液がまた心臓へ戻っていくとき、いくら筋肉がサポートしても下がってしまいます。それを防ぐために、静脈の血管には、逆流を防ぐ弁がついているのです。この弁のおかげで、心臓へと向かう血液が脚に逆戻りすることはありません。
ところがデスクワークが多い人や車で移動する人が多くなっている現代では歩く機会が減る一方で、脚のミルキング運動が十分に行われていません。血管の弁も使わなければ硬くなり、やがて壊れてしまうこともあります。こうして心臓に戻れなくなった血液が静脈に滞留したままになり、皮膚表面へと浮き出す、これが静脈瘤なのです。一度弁が壊れるとその血管は再生しないので「死んでいる血管」だとも言えるのです。
静脈瘤は命に別状はありませんが、たくさん浮き出ているということは、それだけ血管の弁が壊れているということですから、静脈瘤の出現は、血管が弱っている大きなサインだと言えます。

エコノミークラス症候群も血管力の低下が原因

ある頃からよく耳にするようになった「エコノミークラス症候群」も、静脈が関係しています。
「エコノミークラス症候群」は、静脈に血栓(血のかたまり)ができ、それが肺の動脈に飛んでいって詰まることで肺血栓症を引き起こす、という病気です。呼吸困難になったり失神したり、最悪の場合は死に至ることもあります。
海外旅行などで飛行機に搭乗し、長時間同じ姿勢で脚を動かさないでいると、静脈の流れが悪くなり血栓ができやすくなります。その後飛行機を降りて体を動かすと、できた血栓が肺へ飛んでいき、詰まってしまうのです。飛行機を降りた途端に呼吸困難や胸の痛みなどの症状が出て、意識を失ってしまう人が多く、このような名前が付けられました。
ですからエコノミークラスに限らず、ずっと座りっぱなしで脚を動かさないでいれば危険はあります。トラックやタクシーの運転手さんのように長時間運転する場合はもちろん、ビジネスクラスに乗っているから安心というわけでもなく、ずっと脚を動かさない姿勢を6時間以上続けていると危険性は高まります
静脈瘤ができているような人は、もともと静脈の流れが悪くなっているわけですから、よりエコノミークラス症候群を起こしやすい状態だと言えます。飛行機や長距離バスなどに乗ったときに気をつけるのはもちろん、日常でも水分をしっかり摂り、運動量を増やして、脚の筋肉を使うことが大切です。

血管を鍛えるとすべてよくなる! 血圧も、血糖値も、内臓脂肪も!

著者 加藤 雅俊

血管を鍛えるとすべてよくなる! 血圧も、血糖値も、内臓脂肪も!

著者 加藤 雅俊

健康本ベストセラー連発の著者が教える、シンプルな体操で血管を鍛える方法。

血管は筋肉。つまり鍛えることができます。

血管が丈夫であれば、心臓病や脳出血、脳梗塞といった疾患のリスクを減らせます。
血管が丈夫なら、血流がよく、体中の細胞に酸素や栄養がたっぷり運ばれますし、不要物もしっかり回収されて排出されます。人間の体というのはすべて細胞から成り立っていますから、細胞の一個一個が元気であれば、病気にもなりませんし、不調を感じることもありません。
細胞に酸素や栄養を運ぶ道である血管が元気になれば、今抱えている不調はもちろん、病気を改善させることもできるのです。

そこで注目したのが、ノーベル賞受賞の理論、「NO(エヌオー)」=一酸化窒素。NOの分泌を増やすことで、強くてしなやかな血管に。また、血管周辺の筋肉を刺激することで、血管(筋肉)も鍛えます。

この体操を継続的に行うことで、
(1)血圧が下がる
 →NOの働きで薬や減塩に頼らず、血圧を下げることができます
(2)血糖値が下がる
 →筋肉を増やすことで、ブドウ糖を消費しやすい体になります
(3)内臓脂肪が減る
 →脂肪燃焼のカギを握る、「遅筋」にもアプローチ。「Wエンジン」のスイッチを入れます。

体操は1日たった3分! 無理なく続けられる体操で、元気な体を手に入れよう!

profile

加藤 雅俊

加藤 雅俊

かとうまさとし●薬剤師/体内環境師/薬学予防医療家。ミッツエンタープライズ(株)代表取締役社長。JHT日本ホリスティックセラピー教会会長。JHT日本ホリスティックセラピストアカデミー校長。
大学卒業後、ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社に入社。研究所(現在:中外製薬研究所)にて、血液関連の開発研究に携わる。プロダクトマネージャー就任後、全国の病院を見て回り医療現場の問題点に気づく。「薬に頼らずに若々しく健康でいられる方法」を食事+運動+心のケアから総合的に研究し、1995年に予防医療を目指し起業。「心と体の両方」をみるサロンやセラピスト養成のためのアカデミーを展開。他に例を見ない「食事と運動の両方をみる医学」がテレビ・雑誌等で話題になり、モデルや女優の体内環境のケアを担当。また、プロ野球チームやプロアスリートのコンディショニングケアも担当する。著書に『奇跡のホルモン・スイッチ』(幻冬舎)、『薬に頼らず血圧を下げる方法』(アチーブメント出版)、『食事をガマンしないで血糖値を下げる方法』(マガジンハウス)、『1日1分で血圧は下がる! 薬も減塩もいらない』(講談社)など多数。著書累計は220万部を超える。

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