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骨ってすごい! 若返りたいなら、筋トレよりも「骨たたき」

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骨ってすごい! 若返りたいなら、筋トレよりも「骨たたき」

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体力の衰えを感じたり、足腰が弱くなったと感じると、多くの人はまず筋トレを始めます。でもこの筋トレがかえって体を悪くしてしまうと警鐘を鳴らすのが、「からだの学校・湧氣塾」校長、新刊『1分骨たたき体操 100歳でもジャンプができる!』の著者・森千恕さん。筋肉は加齢とともに弾力がなくなるので、筋トレをするとますます硬くなってしまい、さまざまな不調を引き起こすことがあると言います。森さんが推奨するのは、筋肉よりも、まず骨を鍛えること。なぜ骨が大事なのか、詳しく教えてもらいました。

若返りホルモンまで作り出す、骨のすごい役割

骨の働き①【体を支える】

まず、骨の大きな役割の一つに、体を支えるという重要なものがあります。人体に骨がなかったら、体の支えがなくなって、立つことも動くこともできません。

また、骨にはデリケートな臓器を保護するという役割もあります。柔らかい組織でできた脳を守るのは、硬い頭蓋骨ですし、心臓や肺は、背骨、胸骨、肋骨からなる胸郭によって守られています。そして長くくねった腸を支えているのは腸骨です。

このように骨は、縁の下の力持ち的な存在なのです。

骨の働き②【血液や免疫細胞を作る】

骨は臓器としても大きな役目を果たしています。骨には、内部の骨髄で血液を作り出す役割があります。また、体を病気から守るリンパ球やNK(ナチュラル・キラー)細胞などといった免疫細胞も、骨の内部の骨髄で作られています。

骨の働き③【カルシウムを供給】

骨は、全身に約60兆個あるといわれる細胞に、カルシウムを供給しています。おもにカルシウムとコラーゲンからできている骨は、自分の身を削るかのように、蓄えたカルシウムを放出し、体内のカルシウム濃度を常に適切に維持するよう、コントロールしているのです。

骨の働き④【若返りホルモンを作る】

最近、骨から分泌される「オステオカルシン」というホルモンに、記憶力・認知機能を向上させたり、生殖能力を向上させたり、血糖値を下げて全身の代謝を活性化させたり、活性酸素を除去したりといった多くの〝若返り効果〟があることがわかってきました。また、同じく骨から分泌されるホルモン「オステオポンチン」には、免疫力を高める働きがあることがわかっています。

「骨たたき体操」をすると得られる7つの効果

このように、骨が人体で果たしている役割は、実は多岐にわたります。自由に動ける体を作るためにも、元気でイキイキと長生きするためにも骨を強くすることが不可欠で、だからこそ私は「骨たたき体操」をおすすめしています。関節部分を中心に骨をたたき、骨を強くする体操を毎日続けると、嬉しい効果がたくさん得られるのです。

1 骨が丈夫になり、骨折を防げる

ポコポコと骨をたたくと、振動が骨に伝わり、骨の代謝が促され、骨が丈夫になります。骨折が防げるので将来の寝たきり予防にもなり、骨粗鬆症の予防・改善にも。

2 骨格のゆがみが整い、痛みやこりが改善

骨たたきをするとまず骨が強くなります。また関節がゆるんで動きがよくなり、骨格の

ゆがみも整います。ゆがみや骨の弱さからくる腰痛、ひざ痛、肩こりなどの不調も改善。

3 体の動きがよくなり、日常動作がラクに

骨たたきをすると骨が丈夫になり、動きがよくなるので、日常動作がラクになります。歩行が困難だった人も、続けると歩きやすくなり、何歳になっても自分の足で歩ける体に。

4 血流がよくなり、冷えやむくみが改善

骨をたたくとその振動が骨だけでなく血液やリンパにも伝わります。それによって、滞っていた血液やリンパの流れがよくなり、冷えやむくみが改善しやすくなります。

5 内臓の機能が向上し、代謝がよくなる

骨たたき体操でたたく部分は、体のさまざまな臓器ともつながっているので、たたくことで刺激が臓器にも伝わり、機能がアップ。内臓の不調が改善し、代謝もよくなります。

6 呼吸が深くなり、自律神経が整う

骨たたき体操には肋骨をたたく動きも含まれていますが、肋骨をたたくと酸素がたくさん取り込めるようになり呼吸が深くなります。すると自律神経も整い精神も安定します。

7 姿勢がよくなり、見た目も若返る

骨をたたいて骨格のゆがみが整うと、猫背の姿勢が改善したり、曲がっていた腰がまっすぐになったりと、姿勢がよくなります。それによって見た目の印象も若々しく。

こんなにたくさんの嬉しい効果が得られる「骨たたき体操」。1日1分のカンタンなこの体操は、森さんの新刊『1分ポコポコ骨たたき体操 100歳でもジャンプができる!』で詳しく紹介されています。

撮影/伊藤泰寛(本社写真部)

イラスト/須藤裕子

ヘア&メイク/千葉智子

モデル/島村まみ

デザイン/羽鳥光穂

編集協力/和田美穂

構成/生活文化チーム

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