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講談社くらしの本

十月の花と菓子

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十月の花と菓子

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武者小路千家家元後嗣・千宗屋が綴る茶のある暮らし。自然の花を床の間に移し、叡山で祈り、若き作家と出会い、N.Y.を旅する365日。淡々としかし脈々と続く日々の暮らしを切り取るインスタグラムから垣間見えるのは、新しいニッポン歳時記。『茶のある暮らし 千宗屋のインスタ歳時記』から季節の営みをご紹介します。

p.212-213

p.212-213

十月は名残の季節。数種の秋草や残花をざんぐりと籠の花入に。少しやつれた葉も侘びの風情です。

風炉は火が恋しくなるこの季節に「中置き」。11月の炉開きを前に、すこしでもお客様の近くへと点前畳の中央に据えます。名残の季節に合わせた「やつれ風炉」も、室礼のすべてがこの時期だけのもの、今日だけのお客さまを迎える心です。

p.216-217

p.216-217

鮮やかな秋の彩りは名古屋・萬年堂の「吹き寄せ」。木の葉が風でひとところに吹き寄せられることを見立てたのが「吹き寄せ」。紅葉、銀杏、菊、松ぼっくりと形も色もさまざま。落雁、雲平(うんぺい)…素材もさまざま。菓子匠は「四季おりおり、種をまき花をいつくしみ育てるような気持ちでこしらえている」のだという。
                                      (構成/生活文化チーム)

茶のある暮らし

著者 千宗屋

茶のある暮らし

著者 千宗屋

武者小路千家若宗匠が綴る古くて新しい「ニッポン歳時記」。元旦に飲む大福茶とは? 7月31日は深夜に登山? 八朔の意味は? 武者小路千家次期家元の暮らしから見える日本の春・夏・秋・冬。

profile

千 宗屋(せん・そうおく)

1975年、京都府生まれ。武者小路千家家元後嗣。斎号は隨縁斎。慶應義塾大学環境情報学部卒業、同大学大学院前期博士課程修了(中世日本絵画史)。2003年、武者小路千家十五代次期家元として後嗣号「宗屋」を襲名。08年には文化庁文化交流使としてアメリカ・ニューヨークに一年間滞在。現在、慶應義塾大学総合政策学部特任准教授、明治学院大学にて非常勤講師も務める。17年にはキュレーターとしてMOA美術館にて「茶の湯の美」をテーマに展覧会を行った。古美術から現代アートにいたるまで造詣が深い。著書に『茶―利休と今をつなぐ』(2010)、『もしも利休があなたを招いたら』(2011)ほか。

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