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講談社くらしの本

  • 教養としての健康情報 「それ」本当に信じていいですか?

教養としての健康情報 「それ」本当に信じていいですか?

著者市川 衛

教養としての健康情報 「それ」本当に信じていいですか?

単行本(ソフトカバー): 176ページ
出版社: 講談社 (2019/3/27)
言語: 日本語
ISBN-10: 4065146690
ISBN-13: 978-4065146699
発売日: 2019/3/27

  • 教養としての健康情報 「それ」本当に信じていいですか?

単行本(ソフトカバー): 176ページ
出版社: 講談社 (2019/3/27)
言語: 日本語
ISBN-10: 4065146690
ISBN-13: 978-4065146699
発売日: 2019/3/27

この本の記事はこちら

カラダ

「年をとると記憶力が衰える」は誤解だった?

ネットやSNSの発達で、医療や健康に関する情報は身近なものになりつつあります。でも「本当に信じていい?」「何かあやしい気がする」と思うものも。そこで「見極める目」を持つことが必要な時代になりました。多くの具体例から、見抜くポイントを紹介した『教養としての健康情報 ~「それ」本当に信じていいですか』から学びましょう。

April 1, 2019

カラダ

記事に掲載されているグラフに惑わされていませんか?

ネットやSNSの発達で、医療や健康に関する情報は身近なものになりつつあります。でも「本当に信じていい?」「何かあやしい気がする」と思うものも。そこで「見極める目」を持つことが必要な時代になりました。多くの具体例から、見抜くポイントを紹介した『教養としての健康情報 ~「それ」本当に信じていいですか』から学びましょう。

April 3, 2019

著者からのメッセージ

 ・胃がんX線検診で「陽性」でも、99%は問題ない(P.61)

 ・がんで死ぬ人は、実は減り続けている(P.70)

 ・1日6時間睡眠を続けると、徹夜明けなみにパフォーマンスが衰える(P.116)

  

これらの情報、ご存じでしたか?

私は2016年からYahoo!ニュース個人のオーサーとして、医療・健康情報に関する記事を執筆しています。右に挙げた3つの内容は、公開後に大きな話題となり、たくさんのアクセスをいただいたものです。

驚いたのは、その主な読者層が30~40代だったことです。



ビジネス世代に広がる「医療・健康」への意識

これまでは医療や健康のニュースといえば、「高齢者が読むもの」という常識がありました。しかし、いまやその状況は過去のもの。書店に行けば、「最強の●●」「××大学の奇跡のメソッド」といった題名の、ビジネス世代向け健康書籍が平積みにされています。

  

ネットやSNSの発達、そしてスマートフォンの普及によって、通勤時間や仕事・家事の合間に医療や健康の情報に簡単にアクセスできるようになりました。専門のサイトを使えば、世界の最先端の論文を無料で閲覧することもできます。

ほんの数年前には想像もできなかったほどに、医療や健康に関する情報は身近なものになりつつあります。

  

こうした情報を上手に活かして「仕事のパフォーマンス向上」や「ダイエットに成功」したといううれしい声も耳にします。さらに、家族の健康管理や高齢のご両親の介護のために有効活用している人も少なくありません。



根拠に基づかない医療・健康情報も増えている

しかし一方で、根拠に基づかない情報が拡散し、広く読まれるケースも増えてきまし

た。2016年には、DeNAが運営する医療情報サイト「WELQ(ウェルク)」が根拠に基づかない情報を出したとして謝罪、サイトの閉鎖に追い込まれたことをご記憶の方もいるかもしれません。

もし、誤った医療・健康情報を信じて、SNSでつながった会社の上司や取引先にお披露目してしまったら……、信頼を損ねてしまうリスクもありますよね。

さらに、医薬品やサプリの中には、効き目とともに副作用も無視できないものがあります。誤った情報を真に受けて実践してしまえば、時間や金銭の無駄になるだけではなく、健康上の不利益を被ってしまう危険性もあります。



「健康情報リテラシー」はビジネスマンに必須の「生き抜く力」

 筆者は、そんな時代に生きる私たちにとって身につけるべき新たな「教養」として、「健康情報リテラシー」を提案したいと考えています。

わかりやすくいえば、あふれる医療・健康情報を「見極める目」です。

①インフルエンザが流行しているとき、マスクをしたほうが予防できるのか?(P.17)

②ネットで拡散した「ウコンは二日酔いに効かない」という情報は本当か?(P.26)

③お酒を飲むと記憶力が良くなる、というのは本当か?(P.32)

  

結論は①△②×③〇。「え、お酒を飲むと記憶力が良くなるなんてウソでしょ?」と思った方、実はこれ、過去のさまざまな実験で実証されている有名な効果なんです。もちろんお酒の飲みすぎをすすめるものではないのですが、そのあたりの詳細は本文をお読みください。

  

「医療・健康情報を見分ける力をつける」なんて言われると、専門家ではない自分にはムリ! と思えてしまいますよね。でもご安心ください。ある情報に接したとき、それがなんとなく「信じられそう」なのか「疑わしい」のかを見分けるには、いくつかのポイントさえ押さえておけば難しいことではありません。

  

もう10年以上、医療・健康系の取材を続け、国内外の多くの情報に目を通してきた経験からいえることは、次の一言に尽きます。



本当に「役に立つ」医療・健康情報は思った以上に「シンプル」

  

本書は、忙しくて時間のないビジネスマンやビジネスウーマンにとって、通勤電車の中などで気軽に中断しながら読み進められることを重視して書きました。

  

仕事や家庭で急に健康の情報が必要になったとき、そしてお酒の席などでちょっと話題になったときなどに役立つ事例が盛りだくさんになるよう心がけています。

そうした事例の中に、「健康情報リテラシー」を養ううえで大切なポイントについて、できるだけわかりやすく盛り込んでみました。

  

どうか本当に軽い気持ちで、この先を読んでみてください。

フムフムと読み進めていくうちに、いつのまにか、今後、一生にわたって役立つ「教養

としての健康情報リテラシー」が身についているはずです。

  

※本書の内容は、2019年1月時点の知見をもとに執筆されています。

『教養としての健康情報 「それ」本当に信じていいですか?』 はじめにより)

内容紹介

現役NHKチーフディレクターが健康情報のウソ・ホントを徹底検証。「鼻にワセリンを塗ると、花粉症がよくなる」「1日6時間睡眠を続けると、徹夜あけのようになる」……毎日のように目にする健康情報、本当に信じていいでしょうか? 医療や健康に関する情報は、身近なものになりつつあります。だからこそ身につけておきたいのが、情報を見極める目。巷で話題のネタをもとに見抜くワザを身につけましょう。


「鼻にワセリンを塗ると、花粉症がよくなる」「1日6時間睡眠を続けると、徹夜明けのようになる」「インフルエンザが流行したとき、マスクをしたほうが予防できる」「お酒を飲むと記憶力がよくなる」……。いま、医療や健康に関する情報があふれています。
その情報は玉石混淆。本当に信じでいいのでしょうか?
健康情報の取材を続けるNHKチーフディレクターが、経験から言えること。本当に「役に立つ」医療・健康情報は思った以上にシンプル。
そのウソ・ホントを見抜くワザをもつと一生役立ちます。具体例を参考にしながら読み進めていくと「健康情報リテラシー(見極める目)」が身につきます。

profile

市川 衛(いちかわ まもる)

医療の翻訳家。医療ジャーナリスト。メディカルジャーナリズム勉強会代表。京都大学医学部非常勤講師。00年東京大学医学部卒業後、NHK入局。医療・福祉・健康分野をメインに世界各地で取材を行う。16年スタンフォード大学客員研究員。【主な作品】「テレビ」NHKスペシャル「腰痛 治療革命」「医療ビッグデータ」ためしてガッテン「認知症! 介護の新技」など。(書籍)「脳がよみがえる・脳卒中リハビリ革命」(主婦と生活社)「誤解だらけの認知症」(技術評論社)など

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