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講談社くらしの本

襖に収まらない龍、虎! と思えば、米粒ほどの五百羅漢さまたち。 突き抜けた発想と画力の 長沢芦雪を体感できる展覧会、開催中。

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襖に収まらない龍、虎! と思えば、米粒ほどの五百羅漢さまたち。 突き抜けた発想と画力の 長沢芦雪を体感できる展覧会、開催中。

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重要文化財《龍図襖》無量寺・串本応挙芦雪館 (「長沢芦雪展 京のエンターテイナー」で11月19日まで見ることができます)

重要文化財《龍図襖》無量寺・串本応挙芦雪館 (「長沢芦雪展 京のエンターテイナー」で11月19日まで見ることができます)

あの名画に会える美術館ガイド 江戸絵画編
第3回 長沢芦雪のギャップを楽しむ

『作家別 あの名画に会える美術館ガイド 江戸絵画篇』の著者・金子信久さんは長沢芦雪の項で「~絵の一部が画面からはみ出しそうになって何とか収めた、といった描写に出会う」と書いています。巻頭の《龍図襖》もこちらに迫ってくる勢い。と思えば、《方寸五百羅漢図》のように3.1cm四方に500人の羅漢を描いた作品もあります。愛知県美術館で開催されている「長沢芦雪展 京のエンターテイナー」で見ることができるので、秋の旅ででかけてみてはいかがでしょう。

飛び出す虎

重要文化財《虎図襖》無量寺・串本応挙芦雪館
長沢芦雪展では巻頭の《龍図襖》と向かい合わせで展示される《虎図襖》

ユルさも描き出す!

《薔薇蝶狗子図》愛知県美術館(木村定三コレクション)
師匠・円山応挙の大ヒット作の子犬たち。弟子たちも描いたが、芦雪の子犬は一味違う。ぐったりとユルい味わいをにじませている。

《蛙の相撲図》
真面目な顔で相撲をとる蛙など、かわいくてユーモラスな作品も。

これらの作品は、下記の展覧会で見ることができます。(一部展示替えあり)
愛知県美術館 「長沢芦雪展 京(みやこ)のエンターテイナー」
2017年10月6日~11月19日

作家別 あの名画に会える美術館ガイド

著者 金子信久

作家別 あの名画に会える美術館ガイド

著者 金子信久

若冲、北斎だけじゃない!江戸絵画はこんなに楽しい、かわいい、笑える!超絶技巧からヘタウマまで、知らなきゃ損する愉快な世界へ!

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金子信久(かねこ・のぶひさ)

1962年、東京都生まれ。85年、慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。福島県立博物館学芸員などを経て府中市美術館学芸員。専門は江戸時代絵画史。著書に『旅する江戸絵画 琳派から銅版画まで』(ピエ・ブックス、2010)『ねこと国芳』(パイ インターナショナル、2012)『日本美術全集14 若冲・応挙、みやこの奇想』(共著、小学館、2013)『別冊太陽 円山応挙 日本絵画の破壊と創造』(監修・共著、平凡社、2013)府中市美術館編『かわいい江戸絵画』(求龍堂、2013)『もっと知りたい長澤蘆雪』(東京美術、2014)『たのしい日本美術 江戸かわいい動物』(講談社、2015)『めでる国芳ブック ねこ』『めでる国芳ブック おどろかす』(ともに大福書林、2015)『日本おとぼけ絵画史 たのしい日本美術』(講談社、2016)『めでる国芳ブック どうぶつ』(大福書林、2017)府中市美術館編『歌川国芳 21世紀の絵画力』(講談社、2017)ほか。

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